2018年1月に行われた全豪オープンテニスでグランドスラム20勝目となる優勝を果たしたロジャー・フェデラー選手。長きに渡ってプロテニス界のトップで活躍していますが、
フェデラー選手って年齢はいくつなのでしょうか?
国籍やテニスの経歴もチェックしてみました。
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フェデラーっておじさんだけど年いくつなの?国籍や強さの秘訣も。
フェデラー選手はスイス・バーゼル出身。1981年8月8日生まれの37歳です(2018年9月現在)。
2018年2月のABNアムロ世界テニストーナメントで準決勝に進出し、5年3ヵ月ぶりに世界ランキング1位に返り咲きました。
36歳6ヵ月での世界ランキング1位は史上最年長の記録。
また、35歳でウィンブルドン制覇も同じく史上最年長。それまでは1975年のアーサー・アッシュの32歳が最年長優勝記録だったことを考えるといかに、年齢をカバーしているものが大きいかということを感じさせます。
スポーツ選手で37歳と聞くと引退の文字がよぎる年齢だと思いますが、未だに錦織選手やジョコビッチ選手など若い選手と対等に戦っている姿には心を動かされますね。
なぜ、フェデラー選手が37歳でも活躍できるのでしょうか?
その秘訣の一端を先日の「報道ステーション」(2018年10月2日テレビ朝日放送)のインタビューで語っていました。
フェデラー選手は2016年に膝の半月板損傷という大きな怪我を負い、テニスが出来ない状況になっています。
その時に、テニスに対する考え方が変わったのだとか。
今までは「この大会で優勝するんだ!」という気持ちで臨んていたのが、「この大会に出場できるのは幸せだ!」と考えるように。
それによって、プレッシャーを感じることが無くなり、より良いプレーができるようになったようです。
メンタル面の変化って大切ですね。
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テニスの経歴をまとめてみた!ライバル・ナダルもいい年だけど…
フェデラー選手は両親の影響で3歳からテニスを始めると、15歳の時にはスイスのジュニアチャンピオンになり、そこから世界を転戦するテニスプレーヤーになります。
1996年にはプロとして活動をスタートし、2003年ウィンブルドンでグランドスラム初制覇。
2004年は年間で11勝を挙げるなどテニス界を席巻。
2006年には全仏オープン決勝でナダル選手に敗れ、年間グランドスラムは逃したものの、全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンで優勝し、グランドスラムで3勝。
その後も活躍を続け、2018年9月現在でツアー通算176勝、グランドスラムで20勝を誇ります。
フェデラー選手を語る上で欠かすことのできないのはラファエル・ナダル選手とのライバル関係。
2005年7月から2009年8月17日まで世界ランキングの1位と2位をこの二人で独占しました。
実に6シーズンもの間二人で上位を独占した例は過去にありません。通算成績ではフェデラー選手の15勝23敗で負け越していますが、最近の試合ではフェデラー選手が勝利することが多い感じです。
ちなみにナダル選手も1986年生まれの30代。怪我からの復帰もフェデラー選手に通ずるものがありますね。
まとめ
・フェデラー選手はスイス国籍の1981年生まれ
・ツアー通算176勝、グランドスラム20勝(2018年9月現在)
・36歳6ヵ月での世界ランキング1位は史上最年長記録
・2016年の怪我後、メンタル面にも変化
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