スマホのゲームに熱中して「あともう少し…」とついつい長引いたなどの経験をした人は少なくないと思いますが、最近でてきた言葉に「ゲーム障害」というものがあります。
どのような状態なのでしょうか?ゲーム障害の基準や診断方法や日本の専門病院についてもまとめましたので、ご紹介します。
ゲーム障害とは?基準や診断方法をチェック
ゲーム障害とは、パソコンやゲーム専用機、最近ではスマホなどの主にオンラインゲームによって、依存性のある行動によって日常生活に障害が出ている状態です。
中国や韓国では死亡者が出たニュースも流れショッキングで深刻な問題になっています。
WHO(世界保健機構)が2018年6月18日に公表した改訂版国際疾病分類「ICD-11」の最終案に「ゲーム障害」として新規に記載されることになりました。
お酒が悪いのではなくてアルコール依存症という病気の状態が問題なのと同じで、ゲームをすることが悪いのではなく日常生活に障害となっていることが問題のようです。
基準や診断方法のチェックをまとめると、
・ゲームをする時間などを自分でコントロールできない
・ゲーム以外の出来事や関心事の優先度が低くなる
・日常生活に支障をきたしてもゲームを優先する
こういった状態が12カ月以上続くと「ゲーム障害」
(深刻な場合にはより短期でも診断)引用:朝日新聞デジタル
一時的に熱中したり、自分で他の予定を出来ている状態は、いくらゲーム好きでもゲーム障害ではありません。
「今日は仕事も休みだし、1日中ゲームやるぞ!」はゲームが趣味でオンラインゲームであっても気分転換になって、逆にその人にとってストレス解消になっていたら有意義ですよね。
ゲームにのめり込み仕事が手につかず欠勤続き、引きこもってご飯も満足に食べない日が続き、寝る間も惜しんでゲームをしている状態になると深刻です。
日本には専門の病院はあるの?専門外来をまとめてみた
専門外来のある病院一覧
・国立病院機構久里浜医療センター ネット依存治療部門(TIAR)
住 所:神奈川県横須賀市野比5-3-1
電話番号:(代表)046-848-1550
住 所:神戸市中央区楠町7丁目5-2
電話番号:(代表)078-382-5111
住 所:神奈川県横浜市中区弥生町4-41大石第一ビル
電話番号:045-262-0014
国立病院機構久里浜医療センター ネット依存治療部門(TIAR)のサイト内にネット依存治療施設リスト全国26施設が掲載されています。
2016年8月〜9月の各都道府県と政令指定都市の精神保健福祉センターの情報を基に作成されたリストです。最新の情報は最寄りの精神保健福祉センターに問い合わせまたは相談することによっても専門外来の病院を探すことができます。
まとめ
・「ゲーム障害」とは自制が効かず日常生活に支障がきたしてしまうほどの状態が12カ月以上続くこと
・病気として「ゲーム障害」が認められることによって、専門外来も増える可能性がある
ゲームも体を壊さない程度に楽しんで下さいね。
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