2016年のプロ野球セ・リーグは広島カープ一色なシーズンでしたね。その中で最も影響を及ぼした人物は黒田博樹選手と言って良いでしょう。
その黒田博樹選手が日本シリーズ開幕直前に引退発表を行いました。発表タイミングを本人は最後まで悩みに悩んだようですが、これで日本シリーズへ集中して挑めるのではないでしょうか。
今シーズンをもって引退することが決まりましたので、日本シリーズでの登板が黒田選手の引退試合となることは間違いありません。先発ローテーションがどのようになるのか?そこから逆算して引退試合の日がいつになるのか?予想してみたいと思います。
日本シリーズでの勝敗や緒方監督の起用方法で変わってきますので予想としてお楽しみくださいね。
※実際の引退試合日やセレモニー等の情報が確定したらこちらでも改めてお伝えします
日本シリーズの先発ローテーション予想は?
予想のためにCSのローテーションをチェック
参考までにクライマックスシリーズのローテーションをチェックしてみましょう。
10月12日(水) 先発:ジョンソン
10月13日(木) 先発:野村祐輔
10月14日(金) 先発:黒田博樹
10月15日(土) 先発:岡田明丈
黒田選手は3試合目に登板しています。日本シリーズも同じく短期決戦で負けられない試合ですから、同じローテーションで来る可能性はありますね。
踏まえて日本シリーズは?
それでは、日本シリーズの先発ローテーションを考えて行きたいのですが、ここは色んな背景を考慮していきたい感じがします。その背景とは大きく二つ。
・相手が大谷翔平選手率いる日本ハム
・黒田博樹選手へのはなむけ
広島カープとしては、実に25年ぶりの日本一になれる大チャンスなわけなので絶対に勝ちたいところ。勝負しつつも、広島に多大な貢献をした大エースの引退を盛り上げたいという想いもあるはずです。この二つの背景を両立させることはできないか?きっと緒方監督も色々と可能性を模索していることでしょう。
日本シリーズは4勝3敗でも勝つことができるわけなので、大谷選手が先発する試合はある程度負けを想定しつつ、黒田選手のローテーションを考えていくかもしれません。
とにかく、広島ファンとしては黒田選手の引退試合はホームで行って欲しい気持ちが強いはず。そしてそれは球団も同じ想いでしょう。そう考えるとローテーションはある程度絞られてきそうです。
日本シリーズの日程と球場は以下の通り。
第1戦 10月22日(土) マツダスタジアム
第2戦 10月23日(日) マツダスタジアム
移動日
第3戦 10月25日(火) 札幌ドーム
第4戦 10月26日(水) 札幌ドーム
第5戦 10月27日(木) 札幌ドーム
移動日
第6戦 10月29日(土) マツダスタジアム
第7戦 10月30日(日) マツダスタジアム
ファンの気持ちに応える選択をするなら、ホームで行われる第1戦か第2戦に黒田選手をあてこんで行くでしょう。でも、勝負にこだわるならCSと同じ流れで第3戦でくる可能性も。緒方監督の判断に注目です。
と言っていたらこんなニュースが!
広島・黒田博樹投手(41)が、最後の舞台となる22日開幕の日本シリーズで25日の第3戦先発を務める見通しとなった。
勝負師緒方監督ブレませんね。ペースを乱さない。しっかりとパフォーマンスを出せるように考慮しつつ、逆に敵地の雰囲気に飲まれないようにベテランを配置してきたと考えられます。
もし本当に第3戦ならその後最終戦までもつれるとホームで引退先発という流れも見えてきました。そうなってくると盛り上がりは相当なものになりそうですね。もちろん、勝負の世界なのでその通りのシナリオにはなりにくいでしょうが、第4戦〜第6戦で決着しそうならリリーフやクローザーとして再登板という演出もあるかもしれません。
まとめ
ということで、黒田博樹選手の日本シリーズ登板予定はこんな感じ。
第1戦 10月22日(土) マツダスタジアム
第2戦 10月23日(日) マツダスタジアム
移動日
第3戦 10月25日(火) 札幌ドーム 黒田博樹!!
第4戦 10月26日(水) 札幌ドーム
第5戦 10月27日(木) 札幌ドーム
移動日
第6戦 10月29日(土) マツダスタジアム
第7戦 10月30日(日) マツダスタジアム 黒田博樹か!?
さてどんな結末となるか?楽しみです!