人気時代劇ドラマ「水戸黄門」の黄門様は実在の人物ですが、助さんと格さんのモデルとなった実在の人物は誰なのでしょうか?
そして身分や性格はドラマとどれ程違いがあるのか比べてみましょう。
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助さん格さんのモデルは実在!
助さんのモデルは…
ドラマの助さんを簡単にまとめると…
・女好きな剣の達人で槍も一流の腕前!
・明るい性格でどちらかといえば軟派な二枚目
・女心がよく分かっている(けれどお銀とはゴールインしなかった…)
実在の人物の名は「佐々宗淳(むねきよ)」(1640~1698)。僧であり儒学者で光圀公に仕えていました。
光圀が大日本史を編集する為に建てた彰考舘で大日本史の編集を行う史臣の中心人物。
主に京都、奈良、吉野、河内、九州、中国、北陸に史料採訪していました。
京都方面の古墳の発掘調査も佐々宗淳が行っていたそうです。格さんのモデルとなった安積澹泊とは友人関係。
ドラマと違い剣術については欠片も出てきません。
実在のモデルをそのままの設定にすれば、光圀公を守る事が出来ないですもんね(^^ゞ
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格さんのモデルは…
ドラマの格さんを簡単にまとめると…
・生真面目で堅物(実直とも言う…)
・女性に弱い(言う時はビシッと言う)
・剣術の助さんと違って柔術の達人
・印籠担当(けどたまに紛失したり盗られたりしてる…)
・光圀公御一行の旅行費を管理(お財布係)
実在の人物の名は「安積澹泊(たんぱく)」(1656~1737)。
助さんのモデルとなった佐々宗淳と16歳も年の差があったのです!!
佐々と同じく大日本史の編集を行う史臣の中心人物ではあったのですが、佐々と違って史料採訪はせず彰考舘にて編集を担当していたようです。
趣味はなんと菊作り!
佐々が澹泊の事を「おおらかで正直。細かい事にこだわらない。よくお酒を飲む」と記述していました。ドラマの格さんとはずいぶん違いますね(笑)
まとめ
・剣術の達人である助さんと違い、モデルとなった佐々宗淳は僧であり儒学者
・柔術の達人である格さんと違い、モデルとなった安積澹泊は光圀公の史臣
・佐々も安積も彰考舘にて史臣の総裁を務める
・実在のモデルも助さん格さんと同じように友人関係
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