紙幣のデザイン変更と次の紙幣の顔は誰になるのかが公表されました。ですが変更されるのはまだまだ先なのでうっかり忘れてしまいそうです。
ここでは新紙幣に変わるのはいつなのか?また紙幣の変更のタイミングや理由についてまとめています。
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紙幣の変更はいつ?
今回の紙幣の変更はというと、2024年上半期に変更予定となっています。
上半期って随分ざっくりした期間なのですが、それにも理由があります。
単純に新紙幣に変更されるだけではなく、自動販売機やATMなども紙幣変更に対応する処置が必要となるので準備期間が必要になります。
とはいえども2024年までまだ時間があります。5年後には誰が紙幣の顔だったか忘れてしまいそうですよね(^^ゞ
新紙幣の顔ぶれはこちら。
一万円札…渋沢栄一(近代日本経済の父と呼ばれた偉人)
五千円札…津田梅子(日本で初めての女子留学生!僅か6歳にして渡米。津田塾の創始者)
千円札…北里柴三郎(破傷風の治療法を開発した細菌学者で北里大学・慶応義塾医学部の創設者)
紙幣変更は何年ごと?タイミングを見てみよう!
定期的に紙幣変更されていますが、タイミングは決まっているのでしょうか?
前回(現在使用している紙幣)は2004年に変更されたものです。
今回公表されたのが2024年です。
実は、最近の紙幣や硬貨の変更は20年周期となっています。
戦後すぐは主権が日本にありませんし、それ以前の社会状況も不安定です。そのためか規則的な周期となっているのは高度成長期あたりからになります。
・千円札
聖徳太子(1950年〜)→伊藤博文(1963年〜)→夏目漱石(1984年〜)→野口英世(2004年〜)
・五千円札
聖徳太子(1967年~)→新渡戸稲造(1984年〜)→樋口一葉(2004年〜)
・一万円札
聖徳太子(1958年~)→福沢諭吉(1984年~)→福沢諭吉(2004年~)
時代によって若干紙幣のサイズも変化してきています。
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理由は偽造防止
紙幣の変更は簡単な事ではなく、莫大な費用が必要となります。一時的な経済効果もあるかとは思いますが…。
そうまでして紙幣を変更する理由は偽造防止が目的。
カラーコピーしただけの偽札から精巧に真似て作られた偽札まで、様々です。2024年に発行される新紙幣には様々な偽造防止策が織り込まれています。
一万円札と五千円札は縦長の3Dホログラムとどの角度から見ても肖像画が正面に見えるなど、偽造しにくい技術が盛り込まれています。勿論千円札にも小さめのホログラムが付いています。
また、増え続ける外国人旅行者や高齢者にも見やすくするために、額面表示は分かりやすく大きめに。
通し番号は現在の9ケタから10ケタになり、流通量が増えても十分に対応できるようになります。
ちなみに…500円玉もデザインが変わるのですが、2色になります。ゴールドに近い色が追加されるので、なんだかちょっと高価な雰囲気です(*^_^*)
まとめ
・新紙幣は2024年上半期から発行
・新紙幣への変更は20年に一度
・新紙幣の変更理由は偽造防止!真似しにくい高度な技術が細かいところまで盛り込まれている
参考:wikipedia
https://president.jp/articles/-/28409
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43533390Z00C19A4EE8000/
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